なぜ今、無料版を知るのか?:このテーマは「番外編」です
「無料で使えるAIアシスタント」と聞いて、あなたは何を想像しますか?
もし、単なる検索の補助や簡単な文章作成…といったイメージで止まっているなら、Copilotの最新進化を知ったとき、きっと驚愕するでしょう。Microsoftが提供する有料版Copilotには試験運用されているサービスも存在しそのきのうが無料版Copilotも使えるようになることがあります。
そこで今回は無料版Copilotの画面をよく確認して今後使えそうなサービスを探っていきます。
今回のテーマはCopilotのUI上の「発見する」の項目を説明していきます。
はじめに:Copilotは進化している、でも…
Copilotは、毎月のようにアップデートを繰り返し、目覚ましい進化を遂げています。今回は無料版でもCopilotのアップデートがありましたのでまとめてみたいと思います。
今回は無料版Copilot(ログイン状態)でアップデートされていた点を使ってみたのでお伝えします。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが無料版Copilotの選択項目に新しいメニューがありました。
使えるようにアイコンは設定されているが「ぶっちゃけまだ使えない」です。
一部使えるサービスはありますが、いつも使える訳ではなさそうです。
「なんだ、結局使えないのか」と思われたかもしれません。しかし、今回あえてこの情報を発信するのには、重要な理由があります。
なぜこの「使えない情報」を発信するのか?
動向をうかがう専門家の視点
- 未来の有料サービスを予測する:Ⅿ365や「Microsoft 365 Copilot」に組み込まれる機能の試験運用(PoC)から無料版に転用されるばあいもある。
- AIの進化の方向性を把握する:Microsoftがどこにリソースを注力しているかを知ることで、AI市場全体の方向性が見えてきます。
🔍 最新アップデート機能とその評価
1 「Deep Research」機能
概要
- AIが自動で複数の情報源を調査・分析し、構造化されたレポートを生成してくれる機能です。
- これまで、企業版のMicrosoft 365 Copilot所有者のみ
使いどころ
市場調査や競合分析:ビジネス戦略を立てるとき
資料作成やプレゼン準備:短時間で説得力ある内容に
社内提案や意思決定支援:根拠ある情報をまとめたいとき
ブログや記事の下調べ:テーマに沿った深掘りが必要なとき
実際に使用しましたので利用方法については以下で説明します。
₊ボタンを押して→「DeepResaarchを開始」をクリック


リサーチしたい内容を決めて実行するとResaarchしてくれます。
今回の場合は10分程度かかります。
今回の内容でも調べるのに10分程度かかりますので、時間に余裕をもって調べてください。
時間帯によりますが、利用できない時間帯があるので注意です。
図でもわかるように回数制限が設けられております。(回数制限があります。)
2. 「ポッドキャスト」機能
概要
- ポッドキャストとは、インターネットを通じて配信される音声コンテンツのこと。 資料を読み込ませ司会者と専門家を対談させるといった音声出力を行うことができるサービス
使いどころ
記事や資料をもとに音声コンテンツを自動生成 たとえば、複数のURLを渡すだけで、それらの内容を要約して「対談形式のポッドキャスト」を生成できる。
情報発信の新しい形として活用可能 ブログやニュース、教育コンテンツを「耳で聴ける形」に変換することができる
操作方法は以下の様になります。
₊ボタンを押して→「ポットキャストの生成」をクリック

- 今回の検証では使用することができませんでした。
- 図でもわかるように回数制限が設けられております。(回数制限があります。)
- 2025年10月現在対応している言語は英語とスペイン語のみ (MS公式)
3.Copilotとの会話
概要
- Copilotと会話しながらブレストなどをおこなえる。
使いどころ
プロンプト入力しなうても会話できる・・タイピングが苦手な人にはもってこい または友達感覚でお話ができる 人間味のあるやり取りができる
アイディア出し ちょっとした会話をおしゃべりしながら行える

マイクボタンをクリックすると利用できます。
下の画面の状態でマイクに喋るとCopilotと会話を行うことができます。

- 適当な方とおしゃべりしている雰囲気があります。間違っていても「あそうだね」など 会話の流れをかわすような印象を受けました
- 正確性が今一つ 今後に期待したいです。
🧭 まとめ:今は「動向をうかがう」時期
2025年10月の無料版Copilotのアップデートは、業務効率化の核となる技術の「試験運用」が目立ちます。 今回はDeepResaarchは利用できそうですが、回数制限などあります。そのほかポットキャストは、例えば通勤電車の中で知りた内容を音声にして出力して聞き流すなどの活用方法があると思いました。またCopilotとの会話に関しては私の中では活用方法は今一つ見いだせなかったです。
今回のCopilotの新機能の一部を紹介してきましたが、すべて業務に生かせるサービスばかりではないということを感じて頂けたと思います。
「このテスト機能が有料版に実装されたら、自分の仕事はどう変わるか?」を予測し、その方向性を把握することが、AI時代のビジネスパーソンとして最も重要な「動向うかがい」の行動になると思って頂けたらと思い今回ご紹介させて頂きました。
ぜひ、皆さんも無料版に触れて、未来のCopilotの姿を予測してみてください!

